ラトルとブロンフマンがヴィットマンの新作ピアノ協奏曲を初演

2014年12月20日

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル

イェフィム・ブロンフマン

  • リヒャルト・ワーグナー
    《トリスタンとイゾルデ》第1幕への前奏曲 (13分)

  • イェルク・ヴィットマン
    ピアノとオーケストラのための葬送行進曲(財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、トロント交響楽団共同委嘱作品。世界初演) (23分)

    イェフィム・ブロンフマンピアノ

  • ジャン・シベリウス
    《トゥオネラの白鳥》(《レミンカイネン》組曲より) (11分)

    ブリュノ・ドルプレールチェロ), ドミニク・ヴォレンヴェーバーイングリッシュホルン

  • ジャン・シベリウス
    交響曲第5番変ホ長調 (36分)

  • 無料映像

    インタビュー/イェルク・ヴィットマン(聞き手:ドミニク・ヴォレンヴェーバー) (17分)

サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルによるこの公演では、後期ロマン派から現代に至るまでの3人の作曲家が取り上げられました。前半はイェルク・ヴィットマンによる新作のピアノ協奏曲。ヴィットマンは伝統的な音楽形式と向かい合って作品を生み出してきましたが、ピアノ協奏曲はこれが初めてです。ピアノ独奏を務めるイェフィム・ブロンフマンは、『ロサンジェルス・タイムズ』紙に「私の心をとらえるのは、新しいレパートリーです。新作の委託を受け、作品を作り上げていく以上の喜びはありません」と語っており、今回の初演への期待が高まります。続いて演奏されるのは、シベリウスの《トゥオネラの白鳥》。シベリウスの管弦楽曲のなかでも特に有名な作品ですが、ベルリン・フィルでは久々の上演となります。

コンサートの最初と最後には、ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》第1幕の前奏曲と、シベリウスの交響曲第5番が演奏されます。1915年に作曲された交響曲第5番は、シベリウスの同時期の印象主義的な交響詩と密接に結びついており、オーケストラの輝かしい響きを特徴としています。初演は大成功を収めましたが、シベリウスは改訂に着手し、フィナーレについてこう書き記しました。「曲全体が終結に向かって生き生きと高まっていく。意気揚々と!」。この作品はたちまちシベリウスの中でもっとも人気の高い交響曲の一つとなりました。この2014/15年シーズン、シベリウスの交響曲ツィクルスに挑んだラトルの指揮でお聴きください。

Sibelius


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