演奏会が5本見つかりました: Yefim Bronfman
ソヒエフがムソルグスキーの《展覧会の絵》を指揮
Photo: Stephan Rabold
トゥールーズ・キャピトル国立管、ボリショイ劇場の音楽監督、トゥガン・ソヒエフは、ベルリン・フィルにも頻繁に客演していますが、今回はロシア人作曲家の古典派への関連を意識したプログラム。プロコフィエフは、その「交響曲第1番」をウィーン古典派のスタイルをもとに作曲しました。イェフィム・ブロンフマンが弾くのは、その典型とも言えるベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」です。後半で演奏されたムソルグスキーの傑作《展覧会の絵》は、ラヴェルによる有名な編曲版によるもの。フランスのオケでも活躍するソヒエフの手腕は冴え渡り、フィナーレの〈キエフの大門〉では圧倒的なクライマックスが築かれています。
2018年5月12日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
トゥガン・ソヒエフイェフィム・ブロンフマン
セルゲイ・プロコフィエフ
交響曲第1番ニ長調《古典交響曲》ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第3番ハ短調イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ローベルト・シューマン
アラベスクハ長調イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
モデスト・ムソルグスキー
《展覧会の絵》(ラヴェル編曲)- 無料映像
トゥガン・ソヒエフ(聞き手:アミハイ・グロス)
ラトルとブロンフマンがヴィットマンの新作ピアノ協奏曲を初演
Photo: Monika Rittershaus
サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルによるこの公演では、後期ロマン派から現代に至るまでの3人の作曲家が取り上げられました。ブロンフマンをソリストに迎えて初演されるヴィットマンによる新作のピアノ協奏曲に加え、ラトルが得意とするシベリウスの《トゥオネラの白鳥》、交響曲第5番、さらにワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》第1幕への前奏曲という色彩的なプログラムをお楽しみください。
2014年12月20日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルイェフィム・ブロンフマン
リヒャルト・ワーグナー
《トリスタンとイゾルデ》第1幕への前奏曲イェルク・ヴィットマン
ピアノとオーケストラのための葬送行進曲(財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、トロント交響楽団共同委嘱作品。世界初演)イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ジャン・シベリウス
《トゥオネラの白鳥》(《レミンカイネン》組曲より)ブリュノ・ドルプレール(チェロ), ドミニク・ヴォレンヴェーバー(イングリッシュホルン)
ジャン・シベリウス
交響曲第5番変ホ長調- 無料映像
インタビュー/イェルク・ヴィットマン(聞き手:ドミニク・ヴォレンヴェーバー)
ドイツ銀行協賛:シーズン・オープニング・コンサート
2012/13年シーズンの開幕コンサートは、例年通りドイツ銀行の協賛で開催されました。プログラムはイエフィム・ブロンフマンのピアノでブラームスのピアノ協奏曲第2番、ルトスワフスキの交響曲第3番という組み合わせ。指揮はもちろん、サー・サイモン・ラトル。ベルリン・フィルの新シーズン開幕公演ならではの華やかな雰囲気と共にお楽しみください。
2012年8月24日
Opening of the 2012/2013 seasonベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルイェフィム・ブロンフマン
ヨハネス・ブラームス
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ヴィトルト・ルトスワフスキ
交響曲第3番- 無料映像
サー・サイモン・ラトル、ルトスワフスキを語る
ネゼ=セガンが「幻想交響曲」でデビュー。ソリストはブロンフマン
2010年10月のデビュー月間のラスト・バッターは、カナダ出身のヤニック・ネゼ=セガンです。当時すでにザルツブルク音楽祭やドレスデン・シュターツカペレに出演していた彼は、2012年からフィラデルフィア管音楽監督を務めています。プログラムは、メシアンの《忘れられた捧げもの》、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番(ソロはイェフィム・ブロンフマン)、そしてベルリオーズの幻想協奏曲。彼がフランス系カナダ人であるためか、フランスの作品が中心となっています。
2010年10月23日ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヤニック・ネゼ=セガンイェフィム・ブロンフマン
オリヴィエ・メシアン
《忘れられた捧げもの》セルゲイ・プロコフィエフ
ピアノ協奏曲第2番イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
エクトル・ベルリオーズ
幻想交響曲- 無料映像
ヤニック・ネゼ=セガン&イェフィム・ブロンフマン(聞き手:サラ・ウィリス)
ヴァルトビューネ・コンサート2009!テーマはロシア
2009年のヴァルトビューネ・コンサートは、「ロシアのリズム」をテーマにロシアの作曲家による名曲が奏でられました。前半はチャイコフスキーの《くるみ割り人形》抜粋と、イェフィム・ブロンフマンをソリストに迎えてのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。後半はサー・サイモン・ラトルが十八番のストラヴィンスキー作曲《春の祭典》を披露します。途中で予想外の大雨に見舞われますが、最後は恒例のアンコール《ベルリンの風》で賑やかに締めくくられます。
2009年6月21日
ヴァルトビューネ・コンサート2009ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトルイェフィム・ブロンフマン
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
《くるみ割り人形》抜粋セルゲイ・ラフマニノフ
ピアノ協奏曲第3番ニ短調イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
イゴール・ストラヴィンスキー
《春の祭典》ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
《くるみ割り人形》よりパ・ドゥ・ドゥパウル・リンケ
《ベルリンの風》