インタビュー
2018年12月8日

ヴァレリー・ゲルギエフ(聞き手:シュテファン・コンツ) (19分)

ヴァレリー・ゲルギエフの久々のベルリン・フィル客演では、フランスにおけるロシア音楽とバレエへの関連がテーマとなっています。20世紀初頭、パリはセルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)に席巻されましたが、ドビュッシーの《牧神の午後への前奏曲》は、ヴァーツラフ・ニジンスキーが振り付けて一世を風靡した作品。一方、ストラヴィンスキー《火の鳥》も、ディアギレフが委嘱して注目を集め、若き作曲家の名前を一躍有名にしました。リムスキー=コルサコフの《金鶏》は、パリでバレエ・リュスによりオペラ・バレエとして上演されています。プロコフィエフの《シンデレラ》はバレエ・リュスとは直接関係はないものの、ペローの原作も含めて、フランスとロシア・バレエのつながりを示唆しているでしょう。いずれもオーケストラの色彩感と技巧美に満ちた傑作です。インタビューの聞き手は、ベルリン・フィルのチェリスト、シュテファン・コンツです。

コンサート