インタビュー
2018年12月22日

イヴァン・フィッシャーによる楽曲解説 (13分)

イヴァン・フィッシャーが、シューベルトの交響曲第8番《グレート》を指揮しました。フィッシャーは、意外にもメンデルスゾーンやモーツァルト等で細やかな解釈を聴かせる指揮者ですが、シューベルトも楽譜の深い意味を探すことが求められる作曲家といえます。今回の上演でまず目を引くのが、木管奏者たちを舞台最前列に配置していること。第2楽章のオーボエを始め、この交響曲では木管楽器が大活躍するだけに、彼らとほかの楽器との音の絡み合いをよりご堪能いただけるでしょう。 前半では、バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルが、ヴォルフの歌曲(オーケストラ伴奏版)を歌っています。インティメートな室内歌曲が、官能的で豊麗なオーケストレーションで歌われる、19世紀末ならではのレパートリー。「2000人以上の聴衆が 聴いていたのにも関わらず、ゲルハーヘルは個々のひとりひとりに歌っているかのようだった」と、クルトゥーアラジオはその親密な歌唱を評しました。

コンサート